鉄道模型を所有している人の中でもコレクターのように集めることを目的としている人もいれば、実際に走らせることを目的としている人もいます。一方で、走行させる人の中でもよりリアルなものを求める人がいるでしょう。
鉄道模型にリアルなものを求める人は、レイアウトを作りたがります。昔はレイアウトをつくってそれでおしまいでしたが、最近はカメラを先頭車両に取り付けることができます。カメラを先頭車両に取り付けることで、よりリアルな情景を眼にすることができるでしょう。
ところが実際には、興ざめする部分がたくさん出てきます。カメラにうつる景色の中でも作り込みをしたところはしっかりと臨場感が出てきますが、全く作り込みをしていない場所が目立ってしまいがっかりします。また、走行している途中に部屋の壁紙が見えて興ざめになることも少なくないでしょう。
これらを防ぐためには、まず作り込みを丁寧に行うことが重要になります。カメラカーは手抜きをしていないかチェックする道具になりますので、しっかりと作り込みをしていない場所をもう一度見直す機会になります。また、壁紙が見えてしまう問題は、周りを情景で取り囲むことが重要です。大きめの画像をなどでレイアウトをかこってみましょう。